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必ず満点取ろう!TOEIC Part1のコツと対策|簡単なリスニングだけど要注意

全問正解が求められるTOEIC Part1ですが、実際に満点を取るのは簡単ではありません。油断していると足元をすくわれますので、しっかりとした対策が必要です。

この記事では、ここ2年でTOEICの点数を300点以上伸ばした私がTOEIC Part5の攻略法を解説していきます。

この記事を読めば、TOEIC Part1のコツや勉強法がわかり、本番で満点を取ることができるでしょう。おすすめの参考書やアプリも紹介しますので、参考にしてみてください。

 

 

パート 難易度
TOEIC Part1 ★★☆☆☆
TOEIC Part2 ★★☆☆☆
TOEIC Part3 ★★★★☆
TOEIC Part4 ★★★☆☆
TOEIC Part5 ★★★☆☆
TOEIC Part6 ★★★★☆
TOEIC Part7 ★★★★★

 

TOEIC Part1の特徴-〜ing形に要注意

問題数 6問
問題形式 写真描写問題(リスニング)
難易度 ★★☆☆☆
特徴 基本的には簡単だが、語彙のレベルは低くない。ある程度パターン化しているので、傾向をつかむことが有効な対策となる。

TOEIC Part1はTOEICのテストの最初に行う、リスニングの写真描写問題です。問題用紙に、風景や人物の写真が印刷されており、その内容を正しく説明している選択肢を選ぶ問題です。

視覚的に話題を認識できることから難易度は低いと言えますが、選択肢が短いので肝心な動詞を聞き逃したり、正解の選択肢の語彙がわからなかったりして間違えることも少なくないです。

TOEIC600点を超えるレベルの方であれば、6問すべて正解したいところですので、甘く見ずにしっかりと対策しましょう。

例文と解説

TOEIC公式の練習問題を引用してTOEIC Part1を解説していきます。

Part1_no.1 image

※引用元: https://www.iibc-global.org

正解:(A)

TOEIC Part1の大きく分けると2つの種類の問題があり、違いは人が写っているかそうでないかです。
人が写っている、いわゆる人物描写の問題では、基本的にその人物の動作または状態に関しての音声が流れます。

この問題の、正解となる(A)の文章は下記の通りです。

「(A) He’s shoveling some soil.(彼は土を掘っている)」

このようにTOEIC Part1では、動詞は進行形となり、~ingで表されます。
状態を表す場合は、be動詞がbeingとなり、その後に形容詞が続きます。

そのまま何のひねりもありませんから、単純にshoveling(掘っている)という動詞の意味さえわかれば簡単に解ける問題です。しかし仮にshovelingもsoilも聞き取れなかった、もしくは意味を知らないという場合、他の選択肢を完璧に聞き取り、消去法で解く以外正解する道はありません。

このようにTOEIC Part1では、動詞の聞き取りが重要となります。

人物の写っていない問題を一般に風景描写問題といいますが、こちらは写っているものどれが主語になるかわかりませんので、主語と動詞の組み合わせがあっているかを聞き逃さないようにする必要があります。

TOEIC Part1の勉強法

①頻出英単語を覚える

TOEIC Part1は出題パターンが限られますので、頻出単語を覚えるだけでもかなり効果的な対策になります。

TOEIC Part1の選択肢は文章が短い為、文全体で意味を推測することが難しく、いくら聞き取れても単語自体を知らずに点数を落とすことがよくありますので、頻出単語を抑える学習は必要です。

ただ、TOEIC Part1の単語対策の為に、新たに単語帳等を購入する必要まではないと思います。単語帳によってはPart1頻出単語という形で収載されているものもありますが、使っている単語帳にPart1特集がない場合は、問題集でPart1の問題を解きながら知らない単語を都度覚えるという勉強法で十分です。

②ディクテーションとシャドーイング

Part1に限らず、TOEICリスニングの点数を上げる為には、精聴と多聴どちらも必要となります。

多聴はそのまま、英語を聞く量を増やすことです。それに対し、精聴は1語1語正確に聴き取る訓練になります。ある程度TOEICのリスニングで点を取れるようになると、キーワードだけを聴き取りすべての単語を正確に聴き取ろうとしなくなる方が多いです。もちろんテスト本番はそれで点数が良ければ問題ありません。しかし、私も昔はそうだったのですが、普段の学習からキーワードだけを聴くようにしていると、純粋なリスニング力が伸び悩み、ある一定から点数が伸びなくなります。

そこで必要になってくるのが、精聴という作業です。具体的な方法としては、ディクテーションとシャドーイングがおすすめの勉強法です。

 

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ディクテーションは聴いた英語をスペルで書き起こす作業、シャドーイングは英語のスピーカーを追いかける形で音読することです。ディクテーションとシャドーイングは単語一つひとつを正確に聴き取れないと行えませんので、純粋な英語を聴く能力を鍛えることでできます。

可能であれば、どちらも並行して行うことが理想ですが、時間が足りない方や音読できないなど、環境に合わせてどちらかを選んで行っても構いません。
音声には、「公式TOEIC Listening & Reading 問題集」の問題文を使用するといいと思います。理由はシンプルに公式問題集が一番本番の文章、スピーカーに近いからです。

TOEIC Part1の対策とコツ

①事前にリスニング内容の予測

TOEIC Part1では問題用紙に写真が載っているので、その写真を見ることである程度、これから読まれる英文の内容が予測できます。必ず英文が流れる前に、この内容を予測する作業をするようにしましょう。

特に人が写っている場合には、その人が何をしている状況なのか正確に把握し、動詞まで予測できると正答率はかなり上がると思います。

ただし、中には引っ掛けの選択肢もあり、動詞は当てはまっていても、前置詞や目的語が違う場合もありますので、英文はしっかりと最後まで聞くようにしましょう。

②消去法

いくら難易度の低いTOEIC Part1とはいえ、消去法も必ず駆使しましょう。

選んだ解答にある程度自信がある場合でも、他の選択肢が間違っていることを確認することで、ケアレスミスを防ぐことができますし、仮に正解の選択肢が聞き取れなかった、もしくは単語の意味がわからなくても他の選択肢が消せれば、正確できる可能性が大幅に上がります。

③ディレクションは聞かない

ディレクションとは問題が始まる前の説明や例題の部分です。事前に問題形式を把握していれば、ディレクションを聞く必要は全くありません。

TOEIC Part1の対策とは少し外れますが、ディレクションの間には、Part3やPart4の選択肢に目を通す時間にしましょう。公式問題集等で事前に、ディレクションのどこまで読まれたら解答に備えなければいけないか決めておくと本番で焦ることがなくなります。

もちろん上記で解説した通り、Part1の写真を見て、内容を予測する時間も確保してください。

TOEIC Part1で抑えておきたい頻出単語

TOEIC Part1の頻出かつ忘れがちな単語も20語ピックアップしました。
最低でもこの20単語は覚えるようにしましょう。

sew (動)縫う
water (動)水をかける
polish (動)磨く
trim (動)刈りそろえる
point (動)指さす
wear (動)着る、着用する
face (動)向く
place (動)置く
reach (動)手を伸ばす
board (動)乗り込む
diner (名)食事客
shelf (名)棚
ladder (名)はしご
brick (名)れんが
walkway (名)歩道
plaza (名)広場
instrument (名)楽器
intersection (名)交差点
unoccupied (形)使われていない
slanted (形)傾斜した、斜めの

TOEIC Part1のおすすめ問題集

①特急シリーズ

単語帳の「金フレ」で有名な特急シリーズですが、リスニングの問題集「TOEIC TEST サラリーマン特急 新形式リスニング」もおすすめです。

特急シリーズはどれも問題数は多くないのですが、必要最低限をしっかりと抑えてくれている問題集です。
Part別に問題と解説があり、Part1に関してもしっかりと学べる内容となっています。

小さく持ち運びもしやすいので、学習の時間があまり取れない方は、この本でスキマ時間を利用しながら勉強するのがいいと思います。

②究極のゼミ

リスニングの対策にしっかりと時間が取れる方には、「TOEIC(R) L & R テスト 究極のゼミ Part 2 & 1」がおすすめです。
一般的に簡単と言われることの多いPart1とPart2のみの内容で250ページほどの分厚い参考書です。

基本は対話形式で解説が進む為、理解しやすくなっています。
Part1に関しては、この1冊を仕上げれば、すべてのパターンを網羅できると言っても過言ではありません。

リスニングの点数が伸び悩んでおり、少しでも上げたい人におすすめです。

③公式問題集

リーディングに関しても公式問題集はおすすめなのですが、リスニングに関してはより公式問題集を使用した学習をおすすめします。

理由は勉強法のところで話した通り、公式問題集が一番本番の文章、スピーカーに近いからです。
リスニングはスピーカーによって聞き取りやすさが変わってきますので、TOEICの点数を上げたい場合には、出来るだけ本番のスピーカーと近い英語を聞くことが効果的です。

TOEIC Part1リスニングの練習アプリ

有料ならスタディサプリ

TOEIC Part1の学習においてもおすすめのアプリは、「スタディサプリENGLISH TOEIC対策コース」です。
このアプリ価格的には他よりも高いのですが、内容はすべてにおいて間違いないです。

リスニングに関しても大量の問題が収録されていますので、空き時間にスマホでばっちり対策することができます。

単語に関しても音声を聞きながら覚えることができますので、単語力と同時にリスニング力の向上も期待できます。

 

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無料ならEnglsih Upgrader

Englsih Upgrader はTOEICの公式がリリースしているアプリです。

正直使いやすいかと言われれば微妙なのですが、リスニングに関しては無料でTOEIC公式のスピーカーの音声を聞けるというだけでかなりおすすめです。

メインの英語学習アプリとしてはイマイチかもしれませんが、TOEICのリスニング対策と割り切れば、かなり使えるアプリです。

TOEIC Part1対策まとめ

 

パート 難易度
TOEIC Part1 ★★☆☆☆
TOEIC Part2 ★★☆☆☆
TOEIC Part3 ★★★★☆
TOEIC Part4 ★★★☆☆
TOEIC Part5 ★★★☆☆
TOEIC Part6 ★★★★☆
TOEIC Part7 ★★★★★

 

TOEIC Part1は出題パターンが限られていますので、しっかりと対策することで満点を取ることができます。

ただし、知らない単語が出てくるとピンチですので、頻出単語もしっかりと抑えましょう。
対策さえ怠らなければ、TOEIC Part1は怖くありません。

 

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